port:3016 feat.Winmostar

About Winmostar

Winmostarは、千田範夫氏によって個人で開発された、フリーの計算化学支援ソフトです。Windows上で分子軌道計算を行う際、その入力作成や出力可視化にかかる時間を大幅に削減することができます。複数の計算プログラム(MOPAC/MOS-F, GAMESS, Gaussian)に対応しており、Winmostar一つでこれらのプログラムを利用した計算が可能になっています。GAMESSについて高度な入出力機能を有しているFacioへの構造のエクスポートも行うことが出来ます。

また、様々なグラフィックツールと連携をとることができ、質の高い分子モデルのグラフィックを作成することが出来ます。具体的には、VRML View, Cosmo player, mercury, chemscape chime, Povrayに直接分子の立体構造データを引き渡し、シームレスに高精細なグラフィックに変換することが可能です。

その他にも、X線結晶解析データの標準であるCIFファイルの読み込み、分子力学による簡易構造最適化機能、マウスによるグラフィカルな分子の編集だけでなくz-matrixと分子を見比べながらの直接編集が可能、ソフト自体の動作が軽快など、従来の計算フロントエンドツールとは一線を画したソフトウェアです。

Winmostarの学会発表がありました

開発者である千田さんが、日本コンピュータ化学会2005春季年会(5/19,20 会場:東京工業大学大学院社会理工学研究科棟 大岡山西9号館2階)で研究展示を行いました。要旨については以下のリンクを参照してください。
年会URL : http://www.sccj.net/event/nenkai/2005sp/nenkai2005sp.htm

About This Site

このサイトは、情報処理推進機構(IPA)が主催する「2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業」で採択されましたプロジェクト『Winmostar:分子計算支援ソフトウェアの開発』の支援を受けまして、作成・公開されています。主たる目的は、Winmostarの使い方を分かりやすく解説することにより、Winmostarを広く認知して頂き、また多くの方に利用していただくこと。そして、利用者の声を通じて更なる機能の改良・進化を推し進めることです。

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